専門家
専門家が管理者(もしくは理事)になる、という形を、
第三者管理方式と呼ぶようですが、具体的には、様々な形があります。
そもそも、専門家にもいろいろございますし、
管理者となるのか、理事に就任するのか、によっても運営方法は異なります。
管理組合は素人集団だから信頼できる専門家(コンサルタント)に依頼する、
という考え方は、
大規模修繕工事に係るコンサルタント選定の際に、顕著に表れます。
例えば、
- 本来は、そのための管理会社ではないのか?
- その管理会社が頼りない(専門家でない?)からコンサルタントが必要なのだ。
- では、コンサルタントが頼りなかったからどうするのか?
- 管理組合は、信頼できるコンサルタントを選定できるだけの能力を持った素人集団なのか?
- 私(組合員)は、専門家である。
- では、あなた(組合員)は管理組合に対し、責任を取れるのか?
等々、堂々巡りの議論となることが多々あります。
大規模修繕工事の場合は、
建築、設備に範囲が限られますので、それほど意識されませんが、
管理者(理事)の専門家となると、
このような団体を運営していく力こそが、
本当に、求められているものではないか、と思う今日この頃です。