自分で消火器交換
期限がきた消火器は、交換しなければなりません。
消防法で定められています。
通常は、消防設備点検業者に交換依頼をするのですが、
ときどき、交換だけなら誰でもできるんちゃうん?と言う理事が現れます。
別に間違っていませんし、その通りです。
そんなときの3つのポイントです。
- 業務用か住宅用か
- サイズ
- 廃棄
まず、1について。
間違って住宅用(一戸建てまたは専有部用の点検の必要ないコンパクトなもの)を購入してしまうと、管理組合の場合、法定点検は通りません。
2のサイズについて。
こんな置き方だと問題ありません。
箱に入っている場合、サイズは重要です。
3の廃棄について。
所定の場所に廃棄しなければなりません。
メーカーに問い合わせると近場の廃棄場所(工場など)を教えてくれます。
持ち込みなら数百円/本程度の処分費がかかります。
追伸:
今あるものと同じものを購入すればいいんでしょ?と思われるかもしれませんが、ついつい自分でやるとなると安いものを探してしまいますよね。安いにはそれなりの理由があることが多いものです(製造年月日等も)。そんなときの参考にしてください。
廃棄する際、車で持ち込むことになるかと思いますが、消火器が何かの拍子で噴出してしまった場合、その車はもう使えません…黄色いピンが取れていないかなどきっちり確認しましょう。
簡単なようでいて、いろいろと手間もかかるもので、結局、業者に頼んだ方が、時間とリスクも含めると費用対効果が高いとは思います。